毎日が上振れ

基本的にはWSについてのお話

その生存に意味はあるのか

 

土曜は名古屋でふらめ杯というトリオのCSに出てきました。1回負けてしまってショックですし、勝ち試合にも不安の残るプレイがありました。しっかりと調整を重ねて修正し、地区では全勝を目指します。

 

 

さて本日のテーマは"リスクリターン"

これがしっかり判断出来る人は本当に上手だと思います。これがまた難しいんですよね。

 

最初の攻撃で山札にある最後の扉(扉以外のCXはまだ山に残っている)をトリガーした。あと1枚CXをトリガーしたら返しに負ける可能性が非常に高い。相手のキャラはどれも詰め能力があるので、これ以上殴らずに攻撃を止めるという選択肢はない。2〜3回目の攻撃でCXがトリガーしてもいいように扉で椎名を拾った。f:id:happiness_ske_ysmy:20180512221340j:image案の定2枚目のCXをトリガーしてしまった。ふぅ、危ない危ない、椎名拾っといてよかった…

返しに椎名をプレイして何とかキャンセル出来て3-6でギリギリ耐え、さぁファイナルターン、相手は3-0、自分のストックは1

 

 

あれ?勝てなくね…

 

分かりやすいように状況を極端にしましたが、似たような事の経験はありませんか?

 

自分の負けパターンを想像出来て、それを回避するように動く、これ自体は良い事です。ただ勝ちに繋がってないんですね。前述の状況で言えば、椎名をプレイして1ターン延命したことに全く意味が無いんです。

どうすればよかったかというと、CXをこれ以上トリガーしない事に賭けて、扉で次のターンに勝つ為のパーツを拾うのが自分は正解だと思います。それで返しに本当に負けてしまっても正しいプレイをしたと言っていいでしょう。

似たような状況で、1〜2回目の攻撃で既にCXをトリガーし、3回目の攻撃で扉をトリガーした時も同じ、椎名を拾うべきではないです。

 

とりあえず生きなきゃ意味が無い、という気持ちも勿論分かります。ただ、とりあえず生きて上からCXを引き更にドラが乗る事に期待するのは、あまりにも勝ちの線が細いと思うので僕は推奨しないです。

 

防御札を拾って返し生きやすくして(ローリスク)、絶望的に遠い勝ちを狙いに行くのか(ローリターン)、詰め札を拾って返しの自分の山にお祈りして(ハイリスク)、生きたらしっかり試合を終わらせに行くのか(ハイリターン)、こういった"勝負所"における選択をキチンと見定めることが出来ると、勝率も上がってくるのかなと思います。最終局面だと割と考えやすいです。最終ターンがいつになるのかを見極めて、そのターンに勝てるように必要な札を集めたりストックを貯めたりしたらいいのです。前述の例だと、扉をトリガーした次のターンが最終ターンだと予測出来るので、手札の質やストック量を考えると勝つためには椎名は必要ないと判断出来るということです。

 

常に保守的で、所謂"裏目"ばかりを気にしてローリスクなプレイばかり取る人をたまに見かけます。勝てるチャンスを逃している可能性があります、勿体無いですよ。勿論何でもかんでも無鉄砲に突っ込んでいいわけではありませんからそこはお気をつけて。

 

返し生きてる見込みが2割程度しかないからって、5%くらいしか勝てないのに詰めに行くのもそれは違います。これは最終ターンは次のターンなので、不安だと思いますが2割を信じてもう1ターンやります、やるしかないんです。

 

WSに限らず、勝負事においてリスクリターンを天秤にかけての判断及び選択は非常に重要なスキルだと思います。僕はバスケットボールをしていたのでバスケを例に挙げます。

 

バスケには"オールコートマンツーマン"という種類の守備の陣形があります。これは1人が突破されてしまうとカバーが効き辛く即失点に繋がってしまい、更に体力の消耗が激しくリスクが高いですが、利点として短時間で大量得点が出来る可能性の高い攻撃的な守備の陣形です。どういった場面で使われるかと言うと、現在負けているチーム側が反撃の追い上げの流れが来そう、或いはそれを掴むために使われることが多いです。

「負けている側が普段通りのことをしても状況はひっくり返らないのでハイリスクハイリターンな戦術を取る」ということですね。これはWSにも当てはまるかと思います。

そして強豪校はこの陣形を使うタイミングが非常に上手で、これで試合を盛り返す所を何度も見てきました。上手な人は"正しいリスクの負い方"を熟知しているということです。自分もこうなりたいものです。

 

今回は最終局面を例に挙げましたが、実際はそこだけではありません。行くべきところは行く、それが正解かどうかはやってみないとわからないので練習が必要です。一緒にやっている人に「こう思ってこうしたけど、こうするべきだったかな?」と相談しながらやると、グッと上達すると思うので、やってみてはいかがでしょう?